NHK学生ロボコンとは
NHK学生ロボコンは、NHK/NHKエンタープライズが主催するロボットコンテストを指します。テレビでも放映されているため、ご覧になったことがあるかもしれません。
鳥人間コンテストや学生フォーミュラと同じような立ち位置です。
official-robocon.com/gakusei/より引用
一口にロボットコンテストと言っても、ロボットコンテストには以下のような特徴があります。
・毎年ルールが変わるため、毎年ロボットを開発する必要がある
・ロボット(ロボット工学)は技術領域が幅広い。機械工学、材料工学、制御工学、情報工学、電気電子工学などを横断的に統合し、システムとする総合分野である
・書類選考を突破した20チーム弱が国内大会に出場することができ、そこで優勝したチームが世界大会に出場する
毎年ルールが変わること、そして総合分野であることは開発難易度の増加が伴うものの、同時に、活躍できるフィールドが幅広く、そして機会も多く与えられることを意味します。
情報理工学部なのにロボット?機械システムなのにロボット?電気電子工学科ロボット?と思うかもしれませんが、工業大学にいる限り、おおよそ全ての学部学科に活躍できるフィールドがあることは事実です。
ざっと考えても、コア開発における私たちの技術領域はここまで広がります。
また、最近のロボコンは国内大会のレベルが大きく上がっています。
日本代表チームが世界大会で優勝や入賞を繰り返しており、日本チームとして大変嬉しい状況です。
しかしこれは同時に、国内大会のインフレを意味します。世界大会に出場するには国内大会で優勝する必要がありますが、これは国内大会において世界大会優勝レベルのチームを倒す必要があるからです。過去に優勝経験のある大学は、私たち金沢工業大学(2013年)を含め3チームしかありません(2026年3月時点)。
ABU 2013で優勝したときの様子
総じて、多くのチームがその現実に向き合い技術開発を行っている状況は、開発する技術レベルやチームの運営力を底上げする極めて重要な要素と言えます。
これからロボコンに参加してみたいと思う方は少し不安に思うかもしれませんが、国内大会で優勝することは世界大会優勝への布石だと、私たちはこれをポジティブにとらえ、優勝を目指します。
活動状況
ここでは私たちの活動状況をご紹介します。
1998
MIRACLE TOWER
NHK大学ロボコン: 1回戦敗退
初出場の年。大会への第一歩を踏み出しました。
初出場
1999
ROBO SOCCER
NHK大学ロボコン: 書類審査落選
2000
SNOW FIGHTER
NHK大学ロボコン: 1回戦敗退
2001
キュービックビンゴ
NHK大学ロボコン: ベスト4
ベスト4
2002
富士山頂を目指せ!
NHK大学ロボコン: 準優勝
ABUロボコン: ベスト4 / ABUロボコン大賞受賞
チーム名: 和音(ワオン)
準優勝ABUロボコン大賞
2003
タクローの覇者
NHK大学ロボコン: 準優勝
チーム名: 輪舞(リンブ)
準優勝
2004
織姫と彦星
NHK大学ロボコン: ベスト4
チーム名: 箒星(ホウキボシ)
ベスト4
2005
万里の長城を照らせ!
NHK大学ロボコン: ベスト4 / デザイン賞受賞
チーム名: 覇城(ハジョウ)
ベスト4デザイン賞
2006
ツインタワー・ビルダー
NHK大学ロボコン: ベスト6 / アイデア賞受賞
チーム名: 跳武(トブ)
ベスト6アイデア賞
2007
ハロン湾の伝説
NHK学生ロボコン: 優勝
ABUロボコン: ベスト8 / 技術賞受賞
チーム名: 月讀(ツクヨミ)
優勝ABU 技術賞
2008
ゴヴィンダ
NHK学生ロボコン: 書類審査落選
チーム名: 友禅(ユウゼン)
2009
旅は道づれ 勝利の太鼓を打て
NHK学生ロボコン: 準優勝
ABUロボコン: ベスト8
チーム名: 機巧(カラクリ)
準優勝
2010
ロボ・ファラオ ピラミッドを築け
NHK学生ロボコン: 優勝
ABUロボコン: 予選敗退 / 技術賞受賞
チーム名: 創天(ソウテン)
優勝ABU 技術賞
2011
ロイ・クラトンの火をともせ!
NHK学生ロボコン: 予選敗退
チーム名: 繚乱(リョウラン)
2012
平安大吉(ペンオンタイガ)
NHK学生ロボコン: 準優勝
チーム名: 先駆(サキガケ)
準優勝
2013
THE GREEN PLANET
NHK学生ロボコン: 優勝
ABUロボコン: 優勝
チーム名:
飛翔(ヒショウ)
国内・国際の二冠達成!チーム史上最高の栄光の年。
NHK優勝ABU優勝
2014
A SALUTE TO PARENTHOOD
NHK学生ロボコン: ベスト4
チーム名: 昇旗(ショウキ)
ベスト4
2015
ROBOMINTON
NHK学生ロボコン: ベスト8
チーム名: 翔破(ショウハ)
ベスト8
2016
Clean Energy Recharging the World
NHK学生ロボコン: ベスト4 / 技術賞受賞
チーム名: 翠嵐(スイラン)
ベスト4技術賞
2017
The Landing Disc
NHK学生ロボコン: ベスト8
チーム名: 飛燕(ヒエン)
ベスト8
2018
ネムコン “シャトルコック・スローイング”
NHK学生ロボコン: 予選敗退
チーム名: 龍翔(リュウショウ)
2019
グレート・ウルトゥー
NHK学生ロボコン: ベスト8
チーム名: 蹄翔(テイショウ)
ベスト8
2020
ROBO RUGBY
NHK学生ロボコン: 第3位
チーム名: 斐闘(ヒトウ)
第3位
2021
Throwing Arrows into Pots
NHK学生ロボコン: ベスト6
チーム名: 翔華(ショウカ)
ベスト6
2022
LAGORI
NHK学生ロボコン: 準優勝
チーム名: 翡翠(ヒスイ)
準優勝
2023
Casting Flowers over Angkor Wat
NHK学生ロボコン: ベスト8 / 技術賞受賞
チーム名: 雲雀(ヒバリ)
ベスト8技術賞
2024
HARVEST DAY
NHK学生ロボコン: 予選敗退 / 特別賞-ローム株式会社
チーム名: 鷹蓮(オウレン)
特別賞 ローム
2025
ROBOT BASKETBALL
NHK学生ロボコン: 予選敗退 / 特別賞-鹿島建設株式会社
チーム名: 籃覇(ライハ)
特別賞 鹿島建設
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KIT Robot Project - 3D Card (Type C: Minimal Depth v4)
機構班
Mechanics
CADを用いた3Dモデリングから、NCフライス・3Dプリンタを駆使した部品加工まで。アイデアを物理的な「ロボット」へと具現化するプロセスを担います。
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制御班
Control & Software
自己位置推定や画像認識を活用し、機体の「頭脳」を構築。ROS2を用いたロボット全体の制御システムを開発しています。
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回路班
Circuit & Electronics
無数のセンサーとアクチュエーターを繋ぐ神経網。独自のマイコンボードからモータードライバまで、ロボットの安定動作に関わる技術の開発をします。
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