競技名:HARVEST DAY
競技ルール概要:ベトナムの棚田を模したフィールド上でロボットが田植え、収穫、保管までの一連を行うことでその速さと得点を競います。製作するロボットは手動ロボットのR1、完全自動のR2の二台です。R1はエリア1で田植えとエリア2での籾の回収・エリア3への射出を担当し、R2はエリア3で籾の回収とR1から送られてきた籾の回収を行います。最終的にはR2が籾をサイロに入れることで得点となります。
今年は、R1が手動機なのに対し、R2は完全自動での動作を求められている点がポイントです。
チーム名:鷹蓮
大会結果:予選敗退、ローム株式会社様より特別賞を受賞
R1
特徴:サイズ制限700mm/展開制限800mmであった今大会では、苗を以下に多く保持するか・いかに早く射出するかがポイントである。機体には4本同時に把持できる機構を左右に搭載しており、機体中央にはボールの回収/射出機構が搭載されている。足回りにはコンパクトなブラシレスモーター用いたインホイール仕様とする四輪独立ステアリングを採用しており、速度を落とさない高速旋回、移動が可能となった。
R2
特徴:完全自動を達成するため、3つのカメラ、2つのLiDARをはじめとする数多くのセンサを搭載している。また、R1から射出されたボールをキャッチするための機構やストレージゾーンからボールを静的に回収するための吸引機構が大きな特徴となった。タイヤには自作のウレタンタイヤを使用し、ロボットの足回りを大きく強化している。