RC2020

競技名 : Robo Rugby

競技ルール概要:7人制ラグビーから考案された競技で、製作するロボットは2台。Pass Robot (PR)がトライボールを拾いTry Robot(TR)へパスをする。それを受け取ったTRは相手に見立てられた5つのポールを避けてトライスポットまで走行しトライを決める。1回トライを成功するごとにキックボールを1つ確保することができ、任意のロボットが確保したキックボールをコンバージョンポストの間へ蹴り込む。対戦チームと共有する7つのキックボールの先行確保を争う。試合時間は3分間でパス成功・トライ成功・キック成功の合計得点で勝敗を決める。

チーム名:斐闘

大会結果:国内ベスト3 (学ロボオンラインフェスティバル)

コンセプト:最速4トライ1キック

 


パスロボット「Scorpius」

名前の由来

夏の星座の一つ、さそり座である。神話より確実に素早く強敵を屠ること、機体の外観、製作にあたり転用された機体名から命名された。

特徴

一直線上に並び連続で動作するピックアップ・パス機構、姿勢安定性と速さを追求したセット機構からノーモーションの強力なキックにつなげ最速での4トライ1キック達成を目指す。専用設計の電気回路、空気圧回路により各動作のスピード、パワーを追及、LRFによる高精度な自己位置推定で確実性を実現した半自動機体である。

 


トライロボット「由美子」

名前の由来

「ロボットは女の子.かわいい名前を付けて愛でればバグなど起こらない!」という設計者の恩師の言葉通りに女の子の名前を募集した。そこで設計者の目に留まったのが「由美子」である。

特徴

3次元リンクにより正確性のあるダイナミックなトライと新規採用した独立ステアリング機構により、捕球からトライまでの流れを最速で実現する。
足回り用に開発されたパワーのある電気回路とエンコーダ、減速機構と組み合わせた正確な位置合わせを行ったこちらも半自動機体である。

 


以下、NHK学生ロボコン2020オンラインフェスティバルに向けて作成した動画

Movie1:一連の流れ

 

Movie2:各機構紹介

 

Movie3:開発史

 

【斐闘】チームメンバー

 

北陸中日新聞が取り上げてくださいました。

→[web版ニュース記事]